会長挨拶:ホームページのさらなる充実を
岡山白陵同窓会会長 (8期生:昭和61年卒) 山本道代


2021年7月28日

同窓生の皆様
ホームページを開いたとき目に飛び込んでくる写真、美しい緑に囲まれ吉井川の水面にその姿を映しているこの1枚は、在学中を懐かしむのにふさわしいものと思っています。皆様はいかがお感じでしょうか。

令和3年4月より会長を務めさせていただくことになりましたので一言ご挨拶申し上げます。新型コロナウイルスの感染拡大で大変な思いをしておられる方が多くいらっしゃることでしょう。少しでも早く穏やかな日々を取り戻せるよう願うばかりです。

ちょうど東京オリンピックが開催されておりますが、スポーツにしても仕事にしても何かを成し遂げた人の発言を聞いて思うことがあります。それは、「周りの人に支えられた」ということです。血のにじむような努力をするのは結局のところ本人ですが、逆に本人の努力だけではどうにもならないこともあると思うのです。周囲によき理解者やライバルがいて、あるいは良い出会いがあり努力が実を結び形になるのだろうと感じています。岡山白陵同窓会も会員数6,500名を超える規模になってまいりました。多くの同窓生が縦・横・斜めにつながり、支え合い競い合い混ざり合って、そこからまた新しい何かが生まれ、さらなる発展につながっていくなら、これほど喜ばしいことはありません。

このホームページは岡山白陵同窓会を身近に感じていただけるよう、様々な情報、活動報告などを発信するために令和2年に立ち上げられました。現在は限られた情報しかありませんが、今後は同窓生の活躍をはじめ、懐かしい同窓生の今を紹介するなど様々なアイディアをもとに会員全員で作り上げていきたいと考えています。

これから更に充実させていく予定ですのでどうぞご期待ください。

校長挨拶:創立五十周年を迎えて
岡山白陵中学校・高等学校校長(1期生:昭和54年卒)志水隆秀


2026年5月1日

本校は創立五十周年という節目を迎えました。

同窓という関係は、不思議な距離感の上に成り立っています。卒業して間もない頃には身近に感じられていたものが、年月とともに意識の中から遠のいていく。それぞれの生活があり、日々が重なっていく中で、特に意識することもなくなっていくのは自然なことだと思います。連絡を取り合う機会も減り、互いの近況を詳しく知ることも少なくなっていきます。

それでも、完全に切れてしまうわけではありません。ふとした折に思い出す顔があります。何かをきっかけに、急に記憶がよみがえることもあります。名前がすぐに出てこないこともありますが、「あのとき同じ場所にいた」という感覚だけは残り続けます。断片的であっても、その記憶は確かに自分の中にとどまっています。

考えてみれば、特別な約束をしているわけでもなく、継続して何かを共有しているわけでもありません。それでも同じ学校を卒業したというだけで、どこかに引っかかり続けている。その緩やかさがあるからこそ、無理なく年月を越えて残っていくのだと思います。同窓という関係は、強く結びついているから続くのではなく、むしろ無理に結びつこうとしないからこそ続いていく側面もあるように感じます。

一方で、私にとって同窓会は、そうした「思い出すもの」であるだけではありません。日常の中で卒業生がふと学校を訪ねてくることがあります。特別な用事があるわけではなく、近くに来たからと立ち寄ることもあれば、人生の転機に顔を見せてくれることもあります。すると、そこから自然にいわゆる同窓会が始まります。近況を聞かせてもらい、こちらの知らない当時の話を教えられることもあります。当時は気づかなかった出来事や、それぞれの立場から見た学校の姿を聞くこともあり、こちらにとっても新たな発見があります。気がつけば時間はあっという間に過ぎています。

時には子どもを連れて訪ねてくる者もいます。その姿に、過ぎてきた年月の長さを実感すると同時に、同じ場所を出発点としながら、それぞれが異なる時間を積み重ねてきたことをあらためて感じさせられます。

節目の年にあたり、同窓会がこれまで積み重ねてこられた歩みに敬意を表しますとともに、私自身も一人の同窓生として、このつながりを大切にしていきたいと考えております。

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